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2020/03/09

エアライン専門ゼミ 研究発表~持続可能な未来「SDGs」を考える~

去る1月31日、エアライン森川専門ゼミでは1年間の研究の成果をまとめた発表会を行いました。当日は研究に協力してくださった福島県の塙町・西会津町、またANA総合研究所からの参観があり、活動を振り返りながら、皆で今後の課題について議論しました。

エアライン専門ゼミでは2016年から東北・福島の花をモチーフに、復興・応援・協働をキーワードに活動をしてきました。今年度の専門ゼミ活動は昨年度専門ゼミの卒業研究発表時に提言した「LOSSからLOHASへ無駄から持続可能で環境にやさしいことへ」というコンセプトから「SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みということに着目し、全ての活動の基盤としました。

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標のことです。

ここでは持続可能な世界を実現するための17のゴールが設定されています。

専門ゼミではSDGsのことを深く理解するために、都内で実施されていた研修会に参加しました。カードゲーム形式で遊びながら学び、小学校から企業まで様々な場所でプログラムやビジネスに取り入れられ、関心が高まっていることがわかりました.

 

17の中から、これまでの活動と関連性の深い5つの目標を定めて、活動の目的を再整理したり、これまで以上に周囲を巻き込む活動を進めてきました。これまでHPでもご紹介した学食プロジェクト「福島のカレーを食べよう」等もこの取り組みの一環です。

また新しいチャレンジとして「SDGs CREATIVE AWARD」にも参加しました。

こちらは持続可能な未来を実現するため、SDGsの普及や世界中にアクションを映像作品によって生み出していく取り組みです。SDGsそのものの普及に繋がることを目標に据えています。ANAも協賛されていて、食品ロスをはじめとするエアラインの取り組みと関連する多くの示唆に富んだプロジェクトです。第二回大会が開催され、現在エントリー動画の審査結果を待っているところです。

専門ゼミの活動自体はとても小さなものですが、誰かが何かを始めることで、周囲の共感を呼び、絆が次の絆を繋いでいくことを実感する取り組みでした。

この先エアライン専門ゼミに参加する学生だけでなく、SAIJO全体が持続可能な未来を考え行動できるチームになっていくことを願って、今年のメンバーは「卒業」します。そして、春からのそれぞれの未来を新しい仲間と築いていける力を発揮することを応援しています。

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