デビューの活動は、新しい試みで、日高飯能に拠点を持つ青年会議所のメンバーとの「SDGsイベント」でした。SDGsに関する知識や教育の調査もしながら、準備も含めて2日間、デビュー戦を無事に終えました。

　今回のイベントは、昨年度の専門ゼミ研究発表で御縁ができた会議所の皆さんと数回の打ち合わせをしながら、漸く実現しました。また、新一年生とも打ち合わせをし、役割分担もして臨みました。

 

　目玉は旬の新じゃがいものポタージュを前日に仕込み、ヴィシソワーズ（冷製スープ）で提供します。また、子供達とのSDGsワークもとても好評で、小さなお客様達は、ペットボトルラベルのステンドグラスや廃油を使ったエッグキャンドルの装飾などに真剣な表情で取り組みました。

　歴代の専門ゼミオリジナ絵本の読み聞かせライブでは、過去の先輩達のストーリーを読みながら、子供達以上にジーンとして感動してしまった学生もおりました。「ジワる」ってこういう時に使う言葉のようです

 

　廃油を使ったエッグキャンドルは、1ヶ月近く前から、ゼミ生も、青年会議所の方々も殻を廃棄せずに保存し、今回のイベントの為に力を合わせてきました。

　また、ステンドグラスに使ったラベルやキャップ、台紙の切り抜きは、SAIJO内の他のゼミ生の力も借りました。

 

　それぞれはとても小さな取り組みですが、子供の頃から、このような時間を体験することで、どのようなものにも、リユースリサイクル、そしてリデュースの可能性があることを知ることができます。さらに新しい価値観として、アップサイクルにも繋がっていきます。

 

　学生は今回お世話になった会議所の社会人の皆さんや、触れ合った子供達から、人と繋がることから生まれる新しい価値を実感したようです。

　6月にはこのメンバーでいよいよ福島西会津町への合宿が控えております。新しい出会いと、守るものの大切さを知る、そんな研修になることでしょう。

　今年もエアライン専門ゼミ「TACO」の応援を、よろしくお願いいたします！