2024/05/03
『大会計ゲーム』で学ぶ、楽しい会計の世界
2年生を対象にした基礎ゼミの一環として、『大会計ゲーム』を実施しました。このゲームは、普段の授業で学ぶ会計の基本が生き生きと体験できるよう、教員の手によりカスタマイズされたユニークな教育ツールです。サイコロを使って売り上げや変動費を決定し、固定費を管理することで、実際のビジネスシーンを模擬します。学生たちは、リアルな経営判断を迫られながら、会計の基本を学びます。
ゲームの概要
『大会計ゲーム』では、プレイヤーはサイコロを3つ振り、その出た目によって売上げと変動費が決まります。そこから、固定費をどれだけ削減できるかが勝敗の鍵を握ります。ゲームは、純利益が出れば純資産を増やし、損失が出れば純資産を減らすという、シンプルながらも戦略的な要素が求められるものです。さらに、妨害カードや特別イベントカードを使うことで、ゲームに予測不可能な展開が生まれ、プレイヤーは常に最適な判断を求められます。
教育的効果
このゲームを通じて、学生たちは会計の基本だけでなく、経営のダイナミクスについても学びます。売上高、変動費、固定費といった会計項目が具体的な数値として表れることで、数字に対する感覚が養われ、経営の意思決定に必要なスキルが身につきます。
学生の反響
ゲームに参加した学生からは、「固定費を削減する理由が体感的に理解できた」との声が多数寄せられました。これにより、会計という抽象的な概念が具体的な行動と結果を通じて理解され、新たな学びの窓が開かれました。
注記
『大会計ゲーム』は、「ザ・会計王ゲーム」を参考に開発されたカスタマイズされた教育ツールです。