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2023/12/14

医療専門ゼミナールが小学4年生に授業を行いました!

 本学の医療専門ゼミナールは、「思春期を迎える子どもたちへの性教育の必要性」について調査・研究をしています。

 その活動の一環として、11月28日(火)、日高市立高根小学校4年生の保健体育の授業を受け持ち、SAIJO生10人が先生として教壇に立ちました。

 学生たちは、教科書の内容をわかりやすく伝えるために、クイズや、インタビューも交えながら楽しく学ぶための工夫をしました。子どもたちから質問や意見など多くの発言があり、熱気のある授業となりました。

 「今回の授業で一番難しかったところは、生理と精通の仕組みについての説明でした」と担当した学生たちは語っています。子どもたちに理解してもらえるよう、数か月前から何度もスライドや説明文を作り直し、話し合いを繰り返して、当日を迎えました。

 授業の最後に行ったアンケートでは、男子は「精通」、女子は「生理」が一番勉強になったという結果でした。短い時間の中で子どもたちの記憶の中にいくつかの知識や知恵が残っていればたいへん嬉しく思います。

 今回授業に参加した小学4年生の皆さんは、これから思春期を迎え、大人へと成長していきます。男女が互いのからだの成長の過程を知ることは、よりよい学校生活や社会生活を過ごす上で、重要なことだと考えます。

 そして、その知識の習得の場は、小学校教員だけではなく、多角的な「共育」環境を充実させることが未来を生きるこどもたちにとって必要だと痛感しました。

 本学の医療専門ゼミナールは、これからも早期の性教育活動を行っていきます。この活動を通して、教える側と教えを受ける側が、共に学び成長し、ひとり一人が健康と幸せについて、次世代に繋げていけることを願います。

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