2023年9月6日（水）、「SAIJOマナホス研究所」の相原あすか研究員が練馬区立貫井中学校にて「マナー講座」を実施しました。 間もなく迎える職業体験において、正しいマナーとホスピタリティの心を学んでほしいと担当の先生からのご依頼でした。 当日は2年生145名の元気いっぱいな生徒の皆様と、体育館で実際に体を動かして授業を受けていただきました。

　まずはマナーとホスピタリティの違いについて説明しました。 マナーだけでは慇懃無礼になってしまうことがあります。また、ホスピタリティだけでも粗野な印象を与えてしまうことがあります。 車の両輪のように、両方あるからこそ相手を大切に思う気持ちが伝わるのだという事をお伝えしました。

　これから職業体験にあたり、受け入れてくれる企業の方々、企業のお客様、職業訓練に奔走してくださった先生方、沢山の方のおかげで職業体験できることに改めて感謝して、その気持ちを行動で示して欲しいと思います。

　次に、相手とのコミュニケーションの基本である挨拶について学びました。 「4クラス対抗あいさつ合戦！」と題して、各クラスで大きな声であいさつを行いました。 はじめは声が小さかったクラスも、他のクラスに触発され、どのクラスも大きな声が出せるようになりました。

　そして、生徒の皆様が一番盛り上がったのは、姿勢とお辞儀です。

　背筋をまっすぐ、骨盤を立てることで美しい立ち姿勢が作れます。 猫背の方も多かったので、担任の先生方にも協力していただき、姿勢を直していきました。

　今回は普通礼に絞って、お辞儀の角度・姿勢を修正していきました。本学オリジナルのSAIJO棒を使い、2人ペアで姿勢やお辞儀のチェックを行うと、いかに背中が曲がっていたかを確認でき、驚きの声があがっていました。

　最後に生徒代表の方から、これから向かう職業体験で今日習ったことを実践したいと感謝の言葉を頂き、胸が熱くなりました。

職業体験でも今回学んだことを生かして、沢山の経験をされることを願っております。