学外授業で「病院見学」に行ってきました!
医療事務コンピュータコース・調剤薬局事務コース1年生は、毎年夏休みを利用して「病院見学に行っています。昨年、一昨年はコロナ禍のため中止となりましたが、今年から病院の皆さまのご厚意で再開できる運びとなりました。
高度な医療を提供する大学病院、地域医療を重点的に行っている中規模病院など埼玉県内にある病院を見学させていただきました。
見学場所は病院の規模や特徴によって若干異なりますが、医療事務の仕事を行う医事課、外来診療室、入院病棟、検査室、画像診断室、薬局、手術室など、事務以外の医療現場も見学させていただき、医務課をはじめ、医師、技師の皆さまから一つ一つ丁寧にわかりやすい説明をしていただきました。

特に印象深かったのは、ドクターヘリ発着場、重症患者様の治療を行うERセンター、高度救命センター、ICUの見学です。医療現場を見学することで、実際の医療に携わる医療従事者の皆さまから伝わってくる緊張感に学生も感銘を受けていました。改めて「命の現場」で働く医療人の素晴らしさを実感しました。
その他の部署でも、高度な検査機器や多くの医薬品を見せていただきました。机上の勉強だけではなかなかイメージが湧き難かった医療行為や医療材料を間近で見ることができ、今まで以上に診療点数算定の理解が深まったと思います。
学生たちは熱心にメモを取り、意欲的に質問をしていました。
埼玉石心会病院様にて
上尾中央総合病院様にて
また、各病院には本学の卒業生が多く活躍しています。卒業生が、説明会でプレゼンテーションをしてくれたり、見学の案内をしてくれることもあります。プレゼンテーションでは、自身のプロフィール、現在の仕事内容、後輩へのメッセージなどです。成長した姿を見て、改めて病院で働くことの素晴らしさを実感しました。
医療センター会議室にて (埼玉医科大学総合医療センター様)
関越病院様にて
見学に参加した学生にとって、各病院の特徴やそれぞれの魅力を知り、また、病院で活躍するSAIJOの先輩方に尊敬と憧れを抱いた貴重な体験になったようです。
今回ご協力いただいた病院職員の皆さまに心から感謝申し上げます。