ホテルニューグランドを見学させていただきました!
ホテル・ホスピタリティコースは、9月12日に横浜の「ホテルニューグランド」様を見学させていただきました。1927年開業のホテルニューグランドは昨年90周年を迎えた、まさに横浜の歴史を映し出すクラシックホテルです。正面入り口には、その歴史的建築を象徴するのにふさわしい威風堂々とした大階段がありました。

その階段を上がって、宴会場のフェニックスルームを拝見させていただきました。

安土・桃山時代の建築様式をイメージしたこのフェニックスルームは非常に重厚感があり、大きな柱も印象的です。天井の近くには貴族席もあります。山下公園を臨むこの宴会場は、結婚式にも多く使用されるということでした。
次は、大佛次郎が三年間ほど滞在して小説を書いていたという天狗の間を案内していただきました。

ベットと大きな家具が置かれたクラシックなお部屋で、名作が執筆されていたのかと思うと、感慨もひとしおです。
ホテルニューグランドの客室は、本館と新館合わせて30タイプほどのお部屋があるそうで、それぞれお部屋の内装や色調に合わせてアメニティも変えていらっしゃるとのことでした。
新館のスイートルームからは、山下公園と海、そしてみなとみらいの大観覧車や赤レンガ倉庫などが一望できて、その素晴らしい眺めに一同感嘆の声を上げていました。こんなところに宿泊してみたい、と夢が広がります。

大宴会場である、ペリー来航の間も拝見させていただきました。正面の壁にはペリーが来航した時の様子が描かれた大きな絵がかけられていて、横浜の歴史と一緒に歩んできたホテルの風格を感じます。

最後に18階のスカイチャペルを案内していただきました。このチャペルからはまさに横浜の絶景が見渡せて、まるで空に浮かびながら海と横浜の街を見下ろしているかのような錯覚に陥る素晴らしい空間でした。


このスカイチャペルで、人事の方からホテルの業務に関するお話やホテルマンとしての心がまえを伺いました。お客様に楽しんでいただくためには、常に笑顔を絶やさないこと。「笑顔は伝染する」というお話を、一同心に深く刻んだのでした。
最後は、イタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」でお食事をさせていただきました。フランスのモンサンミシェル産のムール貝とクリームソースのパスタ、そしてフルーツがたくさんのったパンナコッタをいただき、皆、お料理の美味しさに満面の笑みを浮かべていました。


このホテル見学で、私たちはクラシックホテルならではの落ち着いた空間と素晴らしい眺めを堪能させていただきながら、ホテルスタッフとしての心がまえを学ばせていただきました。
大変お忙しい中、私たちのためにホテル見学を実施してくださったホテルニューグランドの皆さまに心より感謝申し上げます。
