2016/05/09
エアライン・ホスピタリティコースの学生が、日本三大銘茶 狭山茶の新茶摘みを行いました
エアラインホスピタリティコースの1年生と2年生8名は、5月7日、初夏を思わせる陽射しの下、日高市の茶畑で狭山茶の新茶を体験茶摘みしました。
エアラインホスピタリティコースでは、昨年度から入間市のお茶園「増田園」のご協力を得て、オリジナル和紅茶の製作や地域活性化の一環で専門ゼミの研究を進めています。
今回は、新たに1年生の参加も募り、宇治茶、静岡茶と共に日本三大銘茶である地元「狭山茶」の一番茶を摘み取る最後の手摘み作業に参加させて頂きました。
手摘みの茶葉は、機械で刈り取った茶葉とは比べ物にならないくらいのふくよかな香りと味わいを感じるそうです。
学生達はお揃いのSAIJOピンクの農業帽子を被り、一所懸命にきらきら輝く茶葉を摘み取りました。
広い茶畑には、何十年も茶摘みをなさっている地元のおじさん、おばさん方が見事な手さばきで、青々とした新緑の柔らかな茶葉を摘み取っていきました。
学生は全員茶摘みは初体験。午前中は「虎刈り」で、摘み取った跡がボサボサでしたが、午後は、みなさんに誉められるくらい上達しました。
入間市、狭山市、日高市では1年に複数回、伸びてきた新葉を摘み取ります。その都度異なる味わいを持つお茶は、その昔はどの家にも収入の糧として栽培されていたそうですが、現在はお茶離れもあって、お茶園も茶葉の栽培だけでなく、お茶を使った様々な製品を開発し、活性化を図っています。狭山茶コーラやようかん、うどん等も販売されてテレビでも話題になっています。

私たちの地元に、日本や世界に誇れる銘茶があることを改めて知り、その一番茶の摘み取りと至極の一服を味わうことができ、幸せを感じる一日でした。
