トピックス
2025年4月30日(水)「SAIJOマナホス研究所」の相原あすか研究員が、産学連携協定を締結している上尾中央総合病院グループにてマナー講座を実施しました。
今回のマナー研修は、研究所で初のオンライン開催となり、私にとっても新鮮な経験でした。対面とは異なり、受講者の皆さまの表情や反応を直接感じることが難しい分、チャット機能を活用して積極的にリアクションをいただけるよう工夫を凝らしました。皆さまの前向きなご参加によって、想像以上に活気ある学びの場をつくることができました。
特に、途中で取り入れた「敬語クイズ」に対する反応が非常に良く、多くの方がチャットを通じて即座に答えを書き込んでくださったことが印象的でした。正解・不正解に関わらず、「なるほど、そういう言い回しが正しいのか」「つい使っていた言葉が実は誤用だった」といった声も聞かれ、ゲーム感覚で敬語を見直す機会としてご好評をいただけたことは、講師としても大変嬉しく、今後も取り入れていきたい要素となりました。
今回の講座では、「第一印象の重要性」「敬語の使い方」「患者様に寄り添う心構え」「マニュアルとホスピタリティの両立」などをテーマに、医療の現場ですぐに活かしていただけるよう、具体的な事例や表現を交えながらお伝えいたしました。皆さまから寄せられたご感想からも、「具体的なポイントがわかりやすかった」「自分の敬語の使い方を見直す良いきっかけになった」「患者様との接し方に対する意識が変わった」などの声が多く、学びを日常の業務へと結びつけてくださる姿勢に、深く感銘を受けました。
また、「病院の外からの視点が新鮮だった」「第一印象から自分を見直してみたい」といった声からは、普段とは異なる視点でご自身の接遇を振り返るきっかけとなったことが伺え、まさに今回の講座の目的に沿うものと感じております。
「マニュアルに沿うだけでなく、相手を尊重する気持ちを忘れないようにしたい」「伝え方を整理し、意識的に相手の立場に立った対応を心がけたい」など、現場での実践を意識したコメントを多数いただき、皆さまの高い意識と学びへの真摯な姿勢に、私自身も大きな刺激をいただきました。
オンラインという形式ではありましたが、皆さまの積極的なご参加と温かな空気のおかげで、一体感を持った研修となりました。この経験を通して、今後の講座でもさらに工夫と改善を重ね、より充実した内容を提供してまいりたいと考えております。
ご多忙の中ご参加くださった皆さま、そして開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆さまに、改めて深く御礼申し上げます。