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社会医療法人財団 埼玉石心会病院にて「マナー・ホスピタリティ」の出張講座を実施しました!

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 2025年2月28日(金)、「SAIJOマナホス研究所」の相原あすか研究員が、埼玉石心会病院にて「ビジネスマナー講座」を実施しました。


 診療でお忙しい中、48名と多くの皆様にご参加いただきました。最初は少し緊張した雰囲気がありましたので、まずは「共通項探し」でペアとなる方と打ち解ける場を作りました。時間が経つにつれ、積極的に発言やワークに取り組まれる姿が見られ、とても充実した時間となりました。
 今回の講座では、患者サービス向上のために不可欠な第一印象の重要性・敬語の使い方・正しい姿勢やお辞儀の仕方を中心に学びました。特に敬語の練習問題では、「どこが間違っているかわからない」という声が多く、普段何気なく使っている言葉でも、いざ見直してみると難しさを感じる場面があったようです。しかし、「正しく伝えるためにはどう言い換えればよいのか」と皆様が真剣に考え、ペアワークを通じて意見を交わしながら学ばれていた姿がとても印象的でした。

 また、本学オリジナルのSAIJO棒を用いた姿勢やお辞儀の確認を行った際には、意外にも猫背や頭だけを下げてしまう癖がある方が多く見受けられました。普段の業務では無意識に取ってしまう姿勢が、相手にどのような印象を与えるのかを再確認する良い機会となったのではないでしょうか。正しいお辞儀の角度や、背筋を伸ばすことの重要性を理解し、改めて自身の立ち居振る舞いを見直すきっかけになったことと思います。


 この講座を通じてお伝えしたかったことは、敬語やマナーは単なるルールではなく、「相手を思いやる気持ち=ホスピタリティ」が根底にあるということです。患者様やご家族に安心感を与え、信頼関係を築くためには、正しい言葉遣いや美しい所作が大切です。しかし、それ以上に「どのようにすれば相手が心地よく感じるか」を意識することが何より重要です。皆様が学んだことを業務の中で少しずつ実践し、患者様とのより良い関係を築いていけることを願っています。
 医療従事者は日々の業務の中で、患者様やご家族と接する機会が多くあります。その一つひとつの対応が、患者様の安心感につながり、病院全体の信頼へとつながっていきます。今日学んだことをすぐに完璧に実践するのは難しいかもしれません。しかし、「相手を思いやる気持ち」を大切にしながら、一歩ずつ意識を変えていくことが、確実な成長につながります。「この人に対応してもらえて安心した」と思っていただけるような接遇で、より良い医療サービスを提供していただきたいと思います。

 このように熱心に学ぶ皆様と講座を通じてご一緒できたことに感謝申し上げます。皆様の努力が患者様の笑顔につながることを、心より願っております。


「SAIJOマナホス研究所」2024

https://www.saijo.ac.jp/manners/

「マナー・ホスピタリティ」「マナホス」は、学校法人川口学園の登録商標です。

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