SAIJOとANAグループのシンクタンクである株式会社ANA総合研究所が2007年、産学連携・協力について、基本合意書を締結しました。この提携によってANAグループへのSAIJO生のインターンシップ受け入れ体制の充実を図るとともに、現場経験豊富な人材を専任の教員として招き、エアラインスタイルのホスピタリティやマナーを実践的授業により身につけていきます。航空業界をはじめあらゆるビジネスの現場で活躍するためのスキルについて、より実践的に学ぶことが可能になりました。
森川 佳世 教授
元ANA客室乗務員 シニアパーサー 訓練インストラクター
VIPフライト担当などを歴任
毎年SAIJO卒業生の中から、エアライン関連の企業に就職する学生も増えています。SAIJOには将来、エアライン産業で活躍できるだけの資質を持った学生が少なからずいますので、私の現場経験者としての知識や技術をダイレクトに伝えていきたいですね。小さな成功体験を積み重ねて、大きな自信に繋げるような教育をしていくつもりです。とにかく「なりたい!」「諦めない!」という強い気持ちを育み航空業界に一人でも多くのSAIJO生を送り出すのが目標です。
卒業後の自分をイメージできました。
ANAグループ(株)ANAエアサービス福島
庄子 未夢さん
国際コミュニケーション学科/埼玉県立大宮南高等学校出身
搭乗券発行、手荷物お預かり、到着ロビーのご案内などの仕事を体験しました。機内に荷物を積み込んだり滑走路や駐機場に飛行機を誘導したりする、グランドハンドリングの業務も見学させていただき、グランドスタッフ以外にも空港には魅力的な仕事が沢山あることを知りました。
ANAエアポートサービス(株)勤務
兒玉 千穂さん
ゲート、オフィス、ディパーチャーのスーパーバイザーとして勤務する兒玉さんは、業務の中で日々おこるさまざまな問題への対応について自分の判断で最終決定するという大きな責任を担っています。またインストラクター(指導教官)として新人グランドスタッフを教育する立場にもあるので「業務を知らなかった新人が1人でチェックインやお客様対応ができるようになったのを見ると胸が熱くなります。」と微笑む兒玉さんです。
国際コミュニケーション学科
エアライン・ホスピタリティコース
インターナショナルな航空業界は、英語力とともに洗練されたサービス技能が不可欠です。ANA総研との産学連携により幅広い教養、業界の専門的知識に加え、エアラインスタイルのマナーも身につきます。将来はキャビンアテンダント・グランドスタッフなど航空関連企業での活躍を目指します。
エアライン・ホスピタリティコース