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2018/05/21

エアライン 専門ゼミ 大宮街頭調査~5月18,19日~

エアライン専門ゼミでは、5年計画で東北フラワージェット✈️に描かれた福島県の花と町を応援しています。
今年度もたくさんのテーマを持ち、プロジェクトが始動しました。
その最初の取り組みは、研究の基礎調査としての大宮街頭調査です。エアライン専門ゼミでは毎年テーマに沿って内容を変えながらこの調査を実施しており、学生にとって最初の大きな試練です。
今年のゼミの活動計画のひとつは西会津の山間にある「おとめゆり」(絶滅危惧種)の保護環境の改善です。
SAIJOから西会津の現地には新幹線を利用しても5時間近くかかり、現地の方々と一緒に作業したくても学生が保護活動を頻繁に出来る距離にはありません。
また、保護地への山道は、作業するご高齢の方々には慣れた道でも、自然木を利用した手作りの急な階段が続き、決して安全とは言えません。一方で、カモシカや猿が生息し、緑豊かなこの場所に、人工的なものは自然には馴染みません。そこで、昨年度の学生から引き続き、何とか、安全で自然にも溶け込む作業道への改善ができないかと考えています。
そのためのアイデアの中で、「クラウドファンディング」というしくみに着眼し、今回の活動の主旨に共感してくださる方々にも参加していただける仕組みを作るにはどのようなことをすべきかという基礎研究から始めることにしたのです。
社会に出たら、クラウドファンディングをはじめ、共同出資による取り組みやビジネスに触れる機会が増えていきます。学生時代に、それらを1から考える時間を持つことで、
他人に、自分の志を伝えたり、思いや目的を共にする難しさ、資金が容易に集まるものではない現実もしっかりと体感する学びに繋がります。
今回の調査で、たくさんの方々が立ち止まり温かい言葉や厳しいご意見を下さり、学生の話に耳を傾けてくださいました。
調査には専門ゼミ履修の14名はもちろん、5名も1年生が参加してくれました。
足早に通り過ぎたり、待ち合わせをされている見知らぬ方々へのアプローチは、見た目以上に勇気と思いが必要です。学生たちにとっては、新しい気づきの中で多くを感じ学べる機会になりました。
 
次回は6月2~3日に福島空港と西会津町で、他の活動と共にこの研究調査を実施します。
時間がかかっても、出来るだけ多くの方々の声を生で伺い、一歩ずつ実現への階段を登っていきたいと思います。
活動の様子はAirlogに掲載しています。
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