東北の花をテーマに復興応援の活動しているエアライン専門ゼミのメンバーは
12月15日(金)、福島県塙(はなわ)町で絵本の読み聞かせを行いました。
この絵本は、春からの活動の中で訪れた福島県の町の花とそれにまつわるエピソードを基にして、学生達が製作したオリジナル絵本です。
塙町では、幼稚園や公民館で、町の小さな子供達やお世話になった地元の花や野菜の生産者の皆様の前で、塙町のダリアも登場する物語を、楽しく読みました。

また、池袋サンシャインで一緒にダリアの華展に参加した塙高校和太鼓部(全国２位)の練習にもお邪魔し、高校生に太鼓を教えてもらうなど、交流も深めました。

塙町は、一年中、ダリアに溢れた町です。
ちょうど今は来年の花に向けて準備をしている時期ですが、土の下の球根は、春の芽吹きのために、地中で元気を育てています。
絵本には、そんな花を育てる人々の思いと、どんな災害にも強く生きる花達の姿が描かれています。

読み聞かせの様子は地元の新聞にも掲載され、
絵本は町営図書館にも寄贈されました。

この町が教えてくれたものを胸に抱いて、
学生達も春の社会人としての芽吹きを待っています。
皆が春を待つ心温まる時間となりました。